雑記

興味のあることだけ書き留める

小学生も利用する掲示板やチャット

掲示板やチャットも犯罪に

2004年6月、長崎県佐世保市で小学6年生の女児が同級生を殺すというショッキングな事件が起きました。その引き金のひとつとしてチャットがあると考えられ、あちこちで取り扱いが話題となりました。チャットや掲示板が事件になったのはこれがはじめてではなく、たとえば、2003年12月には、「今週中に生徒を無差別に殺します」「気分次第ではすれ違った人も殺します」と書き込んだ静岡県焼津市内に住む男子高校生が逮捕されています。また、2003年5月には、「小学生を殺します。決行日は明日です」と書き込み、さいたま市の無職少年(17) が逮捕されました。掲示板には実際の小学校の名前も書き込まれていました。

低年齢化の課題を解消するURLフィルタリング

マナー の低下は掲示板の管理人の嘆くところで、危ない発言の消し込みに追われています。中には掲示板荒らしもいて、健全なコミュニケーションの場としての運用が困難になっているところもあります。

ことに、最近は低年齢化が進み、これが大きな課題となっています。これを抜本的に解消するものとして「URLフィルタリング」が注目されています。見せたくないサイトを選んでブロックするサービスです。詳細なカテゴリに分かれており、たとえば掲示板とチャットを見せたくないのであれば、それを指定して、閲覧不能にします。もちろん、特定のURL だけを例外的に見せることもできます。これを提供しているI S Pもいくつか現れるようになっており、月数百円でサービスしています。特に学校などでは積極的に取り入れられており、一般家庭でも急速な普及が見込まれています。