雑記

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免疫力と性欲は比例する

異性にときめく瞬間」を大事にする

モテないわけではないが、異性や恋愛にガツガツしない優しいタイプの男性を指す「草食系」という言葉がすっかり浸透しています。

暗に「温室育ちのひ弱な男子」をやゆ椰輸して使われることが多いようです。

言葉はともかく、30代の独身男性に「自分は草食系と思うか」というアンケートをとったところ、75パーセントもの男性が、「どちらかと言えばそう思う」と回答したという調査結果があります。

もともと真面目で優しい日本人は、ますます草食系に向かっているのでしょうか。しかし、どうやら「草食系」は「肉食系」に比べて死亡率がぐんと高いらしいのです。

 

1997年、イギリスでの研究ですが、45歳から59歳までの918人の男性に、どれくらい異性に対して性的興奮を覚えたか、回数を調べ、10年間追跡調査しました。バカバカしいと思わないでください。

これは性欲と寿命の関連を真剣に調べた調査なのです。調査では、男性の「性的な興奮の頻度」を3グループに分けました。すなわち、1ヶ月に1 回も性的興奮のないAグループ、1 週間に2 回以上のB グループ、その中間のCグループです。10年後の死亡率を調べてみると、ムラムラと緑の薄いAグループの死亡率は、頻繁にムラムラしているBグループの2倍にものぽったのです。

45歳から59歳という男盛りの年代に、異性に関心が低いというのは、動物的な生命力が低下していると言えます。アグレッシブで行動的で頭のいい人はコレステロールが高いと述べてきましたが、コレステロールは性ホルモンにも欠かせない要素。コレステロールが高い人がスケベであることは当然と言えるでしょう。

昔から「英雄色を好む」と言われてきました。世の中はスケベな人たちに動かされてきましたし、歴史をつくつてきたのも多くはスケベな人々です。

妻を放り出してクレオパトラに熟を上げた、古代ローマの英雄カエサルアントニウスから、現代の大統領や企業トップまで、女性スキャンダルに事欠きません。各国の大統領や首相経験者を見ても、アメリカのクリントン、イタリアのベルルスコーニ、フランスのサルコジと、政治的手腕とともに女性問題が取り沙汰されました。

フランスのミッテランが大統領就任直後に、記者から愛人と隠し子の存在を指摘されて「それがなにか?」と答えたことは有名です。

男性だけではありません。ロシア女帝エカテリーナ2 世は、夫を謀殺したのち愛人をとっかえひっかえしましたし、「私は国家と結婚した」と言って独身を貫いたイギリスのエリザベス1世には愛人が何人もいた、と言われます。

二人の女帝は、それまで弱小だった国を大国に押し上げた凄腕の君主として歴史に名を残していますね。

やはり「肉食系」は生命力とエネルギーにあふれていると言えるでしょう。かといって皆さんに愛人を持つことをおすすめしているわけではありません。異性にムラムラするのは正常なことだし、大いに結構。それは生命力と寿命に関わる問題だと知っておいていいと思います。

 

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