腸内フローラも個人特有の個性が存在する
今のようにネット社会が当たり前になるずっとずっと前から腸内フローラの細菌たちが、便通をよくし、お腹の調子を整えることは古くから知られていました。
腸内にたくさんの細菌があることをどうやって知ったのかは不明ですが、当時もある程度のことはわかっていたように思います。
さすがに腸内に10兆もの細胞がいることはわかっていなかったかもしれませんが…
そして、インターネットなどが発達して個人でもかなりの専門的知識や情報を検索できるようになると、腸内フローラがガン予防や治療にまで影響を及ぼすことや腸内環境に大きく影響するのは、ヨーグルトや乳酸菌飲料のCM でもおなじみです。
善玉菌・悪玉菌といった言葉も、どこかで聞いたことがあるでしょう。ところが最近、そんな一般常識をはるかに超えたレベルで、腸内フローラは全身の健康と美容、日々の暮らしに深く関わっていることがわかってきました。
彼ら（腸内細菌たち） はいわば、私たちが人生を楽しく快調に生きるために欠かせない、もっとも重要なパートナー。家族や親友と同じくらい大切にするべき、自分の体の中にいる「もうひとりの私」でもあるということがわかってきました。
腸内フローラという言葉は、その後、さまざまな雑誌やテレビなどで盛んに取り上げられ、、腸内フローラの世界も非常に身近なものとなってきました。
腸内フローラの情報のなかには腸内フローラの情報が必ずしも正しく伝えられていないものがあるのも事実です。
これからのガン予防や生活習慣予防、内臓脂肪を減らす、メタボ対策、美容などに腸内フローラを意識しなければいけない時代がきています。
