雑記

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慢性的な頭痛、アレルギーには口内電流が関係しているかもしれない 歯詰め物をチェック

歯の治療には、これまでアマルガム、金、銀など様々な金属が使われてきた。最近、その金属が、口の中に弱い電流を起こし、アレルギーや頭痛などを悪化させているという指摘がある。

の中に2種類の金属があると、その間にガルバーニ電流という電気が流れる。最近、ドイツや日本などの医師がこの電流の害について警告し始めた。

害のひとつは金属アレルギーの発症。近年、歯の詰め物の金属に含まれる水銀がアトピー性皮膚炎の症状悪化にかかわっていることが指摘されているが、口内に電流が流れると水銀はイオン化して溶け出しやすくなる。

2つ日は電流そのものによる害。「体内の神経伝達は電気信号で行われている。それより大きな電流が口の中に流れることで、神経の機能に異常をきたす可能性がある」という。

これまで原因不明の頭痛、リウマチ、ガンなど強い痛みを訴える患者に歯科治療を行い、詰め物の金属を除去すると痛みが媛和するという事例がいくつもある。そして、「金属による口内電流が」患者を痛みを感じやすい状態にしている可能性があるという。

 

もしかしたら自分の頭痛も口内電流が原因かも? そう思ったらどうしたらいいのか。根本的な対策は、歯に使用している金属をセラミックなど非金属のものに置き換えることになる。

しかし、歯に金属を詰めた人でも重い体調不良にいたる人は、多くはない。

まずは金属と不調の関係をきちっと調べることが必要になる。オーラルテクターという装置を用いて歯の金属が出す電気の強さを測定する検査方法もある。

装置には放電機能もあるので、電気の害を一時的になくすこともできる。そのときに、痛みが改善するかを確かめることとが出来るので、納得の上で治療法を選べる。

歯の詰め物をすべて非金属の歯科材料に置き換えると、かなりの自己負担が必要となるが、電流を弱める程度であれば、水銀が含有されたアマルガムだけを除去するなど健康保険の範囲内で行える治療もある。

口内電流を弱める生活習慣も同時に行う。

  1. 金属材料を除去…できれば口内をメタルフリーに。アマルガムなど一部の材料を変更するだけでも効果あり。
  2. 唾液をよく出す…唾液分泌が少ないと電流が大きくなる。ストレスを解消したり食事のときによく噛んで食べる
  3. 口内をきれいに…口内の汚れも電流のもと。特に朝は電流が大きいので起床後はすぐに口をゆすぐ。舌苔も丁寧に除去する。
  4. 出来るだけ裸足で過ごす…素足で過ごすと体内の電気を放出しやすい。帰宅後は裸足になる