雑記

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使い捨てコンタクトレンズの間違った使い方に注意

コンタクトレンズの誤った使い方が原因で、目のトラブルを起こす人が急増しています。とくに多いのが、使い捨てレンズの使用期限を何日もオーバーして使ったり、装用時間が長すぎるなど、誤った使い方をして、角膜上皮障害やアレルギー性結膜炎を起こすケース。

使い捨てコンタクトトラブル集

が参考になります。

ハードレンズは小さなごみが入っただけでも強い痛みを感じ、異常に気づきやすいのに対して、最近主流を占めてきた使い捨てタイプのソフトレンズは、装用感がよく、異常に気づきにくいので注意が必要です。

 

使い捨てレンズは、長期間使うレンズのように耐久性が高くないため、繰り返し使うと変形や汚れがひどくなりますっそのまま使いつづけると、ゆがんだレンズで角膜に傷がついたり、細菌が付着して感染を起こすリスクが高まります。これが角膜上皮障害。上皮細胞には再生能力があるので、治療すれば基本的には治ります。ただし、障害が内部まで達すると、視力が低下したり、黒目が濁って光をまぶしく感じたりすることもあり、進行すると角膜移植の手術が必要になることもあります。

また、レンズに汚れやたんばくが付着してアレルギー億結膜炎を起こす場合もあり、いったん症状が出ると、かゆみや充血などを繰り返し、ひどい場合はコンタクトが使えなくなることもあります。

背景にあることが多い長時間のパソコン使用や携帯の使用、エアコンによる空気の乾燥などから、ドライアイの女性が増えているのも、コンタクトレンズによるトラブルが増える原因のひとつ。ドライアイの人がコンタクトレンズを装用すると、ちょうど水の少ないところに船浮かべたのと同じような状態になりこすって傷がつきやすくなってしまうからです。

目は、涙によって酸素を取り入れます。レンズを装用するだけで、目は酸素が不足して乾燥しやすくなるので、定期的に人工涙液成分の目薬を差すのが理想。目が乾燥しても、乾いていると感じるより、日がゴロゴロする、熱い感じがするなど他の症状を感じることが多いので注意します。

がゴロゴロする、異物感があるなどの症状があらわれたら、出来るだけ早く眼科へ。コンタクトレンズは医療用具なので、異常を早く見つけるためにも本来ならば3ヶ月に一度の定期健診が必妻。これを怠って、レンズだけを加入する人が増えているのもトラブル急増の原因です。眼科では、問診のあとまぶたの表側や眼球のチェック、視力や眼圧の検査などが行われます。コンタクトレンズ眼障害も、初期のうちであれば点眼薬の治療で治ります。いったんコンタクトレンズの装用を中止して治療に専念します。

トラブル時のために視力に合っためがねを用意することは必須です。