雑記

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赤のピーマンと緑のピーマンの違い

英語で「スイートペッパー」と呼ばれるピーマンは、日本風にいえば〝甘唐辛子″ 。ただし、おなじみの緑のピーマンは、ちょっと苦みがあるので、子どもにはあまりウケがよくない。

ピーマン嫌いの子が多いのはこの癖のある苦みのせいだとも言われている。

一方、赤ピーマンは甘みが強いのが特徴。それもそのはず、赤は線が成長した姿で、収穫しなければ、線のピーマンはいずれ赤ピーマンになる。

そこで、成長過程の線は青臭く、熟した赤は甘みが増すというわけだ。ピーマンはもともと栄養価が高い野菜だが、ビタミンC 、E 共に、赤が緑を上回る。ただし、緑には緑の魅力があり、赤より血液をサラサラにする効果が高いというデータもある。

 

またあの苦みは、料理の味を引き立ててくれる。要は両者をバランスよく食べること。サラダや炒めものに、料理の彩りにと、赤にも緑にも活躍の場は多い。

 

また、よく似た野菜に「パプリカ」があるが、これはれっきとしたピーマンの仲間。つまりは大型のピーマン。赤や黄色など色味も華やかだが食べてみると普通サイズのピーマンより肉厚で甘みが強いという特徴がある。こちらもサラダや炒めものなど、幅広く活用できる。